バッティングで飛距離を出したいと思っている人は読んでみてください。
私は小・中・高・大で13年間、独立リーグで2年間、現在は社会人野球をやっています。
この記事では、 飛距離を出すために必要なこと について書きます。
この記事を読めば、
・バッティングで飛距離を出すための考え方・練習方法
について、知ることができると思います。
野球選手とサラリーマンを兼任する私の経験と知識に基づく意見です。
私についての詳細は以下のリンクに載っています。良かったら覗いてください。
飛距離を出したい。もっと飛ばしたい。
野球をやっていればそんな悩みを持ったことがある人は多いと思います。
今回は、そんな悩みを持った人に向けて、
バッティングで飛距離を出すために必要なことを5つ、独断と偏見で書きます。
バッティングで飛距離を出すための方法5選
①練習からフルスイング!とにかく強く振る
飛ばすために一番のベースとなる考え方は、練習から強く振るということです。
素振り。トスバッティング。ロングティー。フリーバッティング。
色々なバッティング練習がありますが、どの練習でも強く速く、MAXの力で振って行くことが大切です。端的に言えばフルスイングです。
ネットに打つ時なら、ネットが突き破れるくらい。
ロングティーやフリーバッティングなら、限りなく遠くへ飛ばす。
毎日練習で意識すれば、自然と強いスイングを体が覚えます。覚えるだけじゃなくて、それが強化されさらに強いスイングになっていきます。
打球を飛ばせる人に共通するのは、豪快な強いスイングができることです。
綺麗に捉えることや、芯で打つことも大切です。しかし飛ばすためには、綺麗に打てたかどうかを気にせずに、「とにかく強く振る」ということを意識してやっていく必要があります。
②飛ばせる「ポイント」を見つける
ある程度の強いスイングができるようになってきたら、今度はボールを飛ばせるポイントを見つけましょう。自分のスイングでボールを飛ばすために良いポイントがあります。
体近くにポイントを置くのが良いのか、前の方に置くのが良いのか。重要なのは、このポイントなら気持ちよく打てるという感性に従うことです。
強いスイングが身についても、肝心な打つポイントでスイングが弱くなっていたら、打球は飛んでいきません。強くインパクトできるポイントをしっかり見つけて、そこをイメージしながらスイングして行きましょう。
気持ちよく打てる。これがキーワードです。
③「インサイドアウト」のスイングを身につける
飛ばすためにはスイングスピードの速さが必要、というのは言われなくてもわかっていると思います。スイングスピードを出すためには、インサイドアウトの軌道でバットを振る必要があります。インサイドアウトで振れば、バットのヘッド(末端)が一番加速するスイング軌道になるからです。ムチのイメージです。ムチは体に近い部位から遠い部位に向かって順番にしなりが生まれて、最後に末端部分が最大限加速され、強い力を出します。インサイドアウトのスイング軌道も同じことが言えます。
強いスイングはできるのに、打球が飛ぶ時と飛ばない時がある。という人は、スイング軌道にまだまだムラがあるかもしれません。そういう時はゆっくりのスイングで良いので、スイングがインサイドアウトの軌道になっているか毎回チェック項目に入れてみてください。
④打球に角度をつける
飛距離を出すには、打球の強さだけじゃなくて打球の角度を意識する必要があります。
練習の時から、ゴロよりもフライを打つことを心がけましょう。ただのフライじゃなくて、高いフライです。ライナーで飛距離が出るのならそれが一番良いですが、毎回完璧な打球は打てないと思うので、凡打するなら高いフライというイメージを、練習の時は持ちましょう。
具体的には、ボールの中心よりも少し下側を打ちにいきます。
「右バッターなら左下、左バッターなら右下を打ちにいく」というのはよく言われます。私自身も打球に角度がなくなってきたなと感じたらそのイメージを持って打ったりします。
ただし、打球のスライスのしすぎには注意です。
インサイドアウトをしているとスライスするのはある程度仕方ないのですが、一番良い打球はその方向にまっすぐ飛んでいく、というのは意識として持っておくと良いです。
⑤パワーをつける
パワーをつけるというと少し漠然としてしまいますが、最終目的はスイングスピードを速くすることです。
私の感覚、パワーをつけるために必要なのは2つあって、
①全身のパーツ(筋肉、骨、関節)の多くをスイングに関与させる
②全身を使ったトレーニングの出力を上げる
これらについての深い説明はまた別の記事で書きます。ここでは簡単に説明します。
①については、全身をしっかり稼働させるというイメージです。
わかりやすい話、膝立ちで打てと言われたら皆さん飛距離を出せますか。片腕だけで打てと言われたら同じように力強いスイングができますか。できないと思います。こんな感じで、スイングに関与できるパーツがしっかり稼働していないと、強いスイングはできません。人間は200個の骨と400個の骨格筋があります。それらのできるだけ多くのパーツを意識的に使えると、スイングスピードをさらに高めることができます。全身の連動でスイング動作はできているので。
②の「全身を使ったトレーニングの出力を上げる」については、①の発展版です。出力を上げるというのは、重量を持てれば良いというわけではありません。全身を使って重量がある物を速いスピードで動かせる、というのが大切です。そいういったトレーニングも、やっていることは速いスイングをすることと根本的に同じです。
詳しくはまた別で書きます。
まとめ
今回はバッティングで飛距離を出すための方法5選を独断と偏見で書きました。
まとめるとバッティングで飛距離を出すには、以下の通りです。
②飛ばせるポイントを見つける
③インサイドアウトを身につける
④打球に角度をつける
⑤パワーをつける
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