もっと打率を残したい。と思っている人は読んでみてください。
私は小・中・高・大で13年間、独立リーグで2年間、現在は社会人野球をやっています。
この記事では、バッティングの打率を上げる方法について書きます。
この記事を読めば、
打率を残すために必要なこと
について、知ることができると思います。
野球選手とサラリーマンを兼任する私の経験と知識に基づく意見です。
私についての詳細は以下のリンクに載っています。良かったら覗いてください。
もっとヒットを打ちたい。打率を上げたい。成績が安定しない。
自分がそんなことに悩んでいるのに、かたや見る度にヒットを打つチームメイトの姿。どうして毎回ヒットを打てるのだろう。そんな風に考えた経験があると思います。
今回はそんな悩みを持った人たちを救うために人肌脱いで完全に極秘で、「打率を残すために必要なこと」について書いていきます。大事なことを4つ、独断と偏見で書きます。ぜひ読んでみてください。
打率をアップさせるための考え方4選
①ボール球を見極めてフォアボールをもらう
打率を残せるバッターはボール球をしっかりと見極めることができます。対して打率を残せないバッターはボール球を見極められずに空振りしてしまったり、凡打を打ってしまったりしてしまいます。ボール球を見極められると、バッター有利のカウントに持っていける上に、フォアボールの確率も上がります。もし1試合に4打席回ったとして、1安打・1フォアボールを取れば、3打数1安打1四球になります。これがフォアボールを取れずに4打数1安打になるのとでは大違いです。
打率を残しているバッターは得てしてフォアボールの数も多い傾向にあります。ボール球を見極められている証拠です。しかも、狙ってもいないボール球はヒットになりにくいです。打率が上がらない選手はボール球をしっかり見極めることで、意図的にフォアボールを1つもらうという考え方が必要です。
1試合で1安打1四球は、上出来です。
②甘い球を積極的に打ちにいく
①ではボール球を見極める話をしましたが、打率を残すためには甘い球は積極的に打ちに行けるということも大切です。特にピッチャーのレベルが上がるほど、1打席の中で簡単に打てるような甘い球は「1球」あるかないかです。なので甘い球には反応して、しっかり打ちにいけると、厳しい球を打ちに行く時よりもヒットの確率は上がります。
また、状況やカウントに応じてバッテリー心理を読むことも大切です。バッテリー的に、ストライクが簡単に取りたい場面なのか。それは変化球なのか、あるいはストレートなのか。相手の立場に立って狙い球を絞ると、自分が打つべき球を待てるので、その球が来た時に積極的に打つことができます。もちろん読みが外れることもありますが。打てるバッターほどしっかりバッテリー心理を考えて打席に立っています。
③深いカウントまで持っていく
打率を残すためには、深いカウントまで持っていけるスキルが必要です。例えば初球、2球目とストライクでポンポンと追い込まれた場面。そこで3球目に来た厳しいコースの球を呆気なく凡打にしてしまうのか、あるいはファールで粘っていけるのかで状況はガラッと変わります。
もしファールで粘っていくことができたら、4球目、5球目と相手に球数を投げさせることができます。球数が増えるということは、打てるチャンスが増えるということです。加えてその中でしっかりボール球を見極めて、2−2や3−2という深いカウントまで持って来られれば、フォアボールの確率も上がります。そのカウントまで来た時には、投手の球筋もたくさんみているので、タイミングも合わせやすくなっているでしょう。
タイミングが合って打てる確率と、投手が球数を意識してフォアボールになる確率の両方を考えれば、深いカウントまで持っていけるスキルはとても重要です。仮にそこで三振したとしてもOKです。三球三振で終わるのと比較したら、チームへの貢献度や次の打席への臨み方も含め、意味合いが全然違ってきます。なので、打率を残すためには深いカウントまで持っていけることが大切です。
④浅いカウントで空振りができる
まだ追い込まれてもないのに、難しい球に手を出してしまって凡退。振り返ると「打たされてしもーたわ。」という経験があると思います。積極的に打ちに行った結果だとは思いますが、打率が残せる良いバッターは、こういう時に「空振り」をすることができます。
振りに行った時に打つのが難しい球だった場合でも、空振りができればまだ打つチャンスを継続させることができます。当ててしまってもファールなら良いのですが、前に飛んで凡打になると勿体無い結果で終わってしまいます。そのため、追い込まれていない浅いカウントの場面では「空振りできる」ということが大切です。
空振りには良くないイメージを持っている人もいるかもしれないですがそんなことはないです。むしろ、当てに行かずに自分のポイントで振ろうとするからこそ空振りができるのです。下手に当ててしまって凡打になるよりも、よっぽど賞賛できることです。思い切って空振りしても、「空振りできてよかった!」という風に思うようにしましょう。
まとめ
今回は打率を残すために必要なことを、考え方と技術面も合わせて4つ書きました。
まとめると以下の通りです。
②甘い球を積極的に打ちにいく
③深いカウントまで持っていく
④浅いカウントで空振りできる
コメント